ivy cage 工房ノート

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
*SHOP*
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
朝露に舞う。 20:12

 

――朝露に濡れた葉の上にそれは集まる。
  サリサリと静かな羽音をたてて舞う銀色の翅は、
    会話をするように集まっては離れてを繰り返している。
  ひそめていた息をそっと吐きだしたとき

  それらは突如夢のように消え、ようやく射しこんだ陽の光は
  すっかりと乾いた葉の上を照らすのみであった。――

                          ――研究家の記録より

  

レースの様な透かし模様、どこか有機的で歪な形。
耳元で軽やかに揺れる銀の翅に、冷たい石のひと雫が輝きます。

Luzia P -Blue Green Kyanite OX

 

 

JUGEMテーマ:宝石・貴金属

 

| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
宝石の収穫 19:00

――恵みの種から芽吹いた蔓は、ほんの数日で鉢からあふれだし、
  家を覆い尽くし、花を咲かせ、ずっしりと重たい実をつけて、
  その実をばらばらと地面に落としました。
  銀色の実が割れると、中から現れたのは果肉ではなく石でした。
  豊かな実りを望んだ我々の希望を裏切り、その宝石は陽を受けて
  ただ美しく輝くばかりでした。――
                         ――ある籠売りの話より

植物の実のような、粒々とした銀の殻から
鮮やかなディープブルーのロンドンブルートパーズがのぞくペンダントネックレス
Recolte N -London Blue Topaz OX

みずみずしくも冷たく硬い、大粒のドロップを用いた【Recolte】
燻しの効いたシルバーの有機的なフォルムと、つやつやと輝く石のコントラスト。
胸元にころりと落として、素敵に実らせてくださいませ。

 
JUGEMテーマ:宝石・貴金属
| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
蝶の骨、青の雫 00:10

――森の中でひっそりと朽ちた骨を拾う。
  蝶の翅のような形をした骨は、その軽やかさとは異質なほど武骨である。
  これが一体どのような蝶であったか、果たして本当に蝶であったのか
  掌の上でただ冷たく乾いた骨は何も語らない。――
                         ――旅人の手記より

蝶の翅脈にも似た、奇妙な銀の骨。
中心に添えた大粒のロンドンブルートパーズは、きらきらと輝く鮮やかなディープブルー。
ロンドンブルートパーズの上質なブリオレットは、以前から探していたのですが
今回ようやく納得のゆくクオリティの素晴らしい粒を手に入れることができました。
しかも大粒なので、色にも一層深みが出ており、青い宝石をお求めの方に是非お勧めしたい品です。

Lyudmila N -London Blue Topaz OX
 
トリートメント石とはいえ、今後同じクオリティのブリオレットが見つかるかは不明のため、
在庫がなくなり次第、サイズや色合いは変わってしまう可能性が大きくなります。
それなりの数はご用意がございますが、気になる方はお早めにお声かけくださいませ。

今後イベント等にもお持ちする予定ですので、是非お手に取ってご覧戴ければと存じます。


 
JUGEMテーマ:宝石・貴金属
| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
透き通ったレモン色 16:55


透明なレモン色のクォーツに、メタリックブラウンに染めた淡水パール。
晴れた日にめいっぱい輝いてくれそうな、
明るく華やかな色合わせのピアスを掲載致しました。
 
レモンクォーツは、硫黄入りの水晶として説明されることが多いのですが、
硫黄が入っている水晶は、白っぽく濁ったレモン色をしています。
このように透き通ったレモン色の水晶は、硫黄が入っているのではなく
透明水晶またはスモーキークォーツを照射・加熱処理することで得られるものです。
 
硫黄入りのレモンクォーツは、割るとほのかに硫黄の香りがしますが
こちらのレモンクォーツは何の香りもしないので、身に着ける際には安心かも。
 
 
JUGEMテーマ:宝石・貴金属
| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
カレンシルバーのつぼみ 22:56
カレンシルバーとカルセドニーのピアス【Nuppu】

大好きなカレンシルバーを使ったアクセサリーをUP致しました。
葉の模様が刻印された、まるいつぼみの形のチャームに
とろけるような乳白色のホワイトカルセドニーを添えて、素朴でやわらかな印象に。

さらさらの粉雪が降り積もったivy cageの工房の庭でも、
少しずつ近づく春の気配を感じられます。
【Nuppu】はフィンランドの言葉で「つぼみ」の意味。
満開の花と、その先の実りを予感させる、素敵なモチーフです。

 
| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
カイアナイトのアシンメトリーピアス 22:00

グリニッシュブルーの美しいカイアナイト。
透明度の高い上質のペアシェイプブリオレットを2粒選び、アシンメトリーデザインのピアスにしました。

カイアナイトの名前はギリシャ語の「青」=kyanosから。
また、方向によってモース硬度が異なる特性から「ディスシーン(二硬石)」とも呼ばれます。
一定の方向へ割れやすい劈開の性質もあるため、美しいながらも加工の難しい石です。

今回使用したカイアナイトは、どちらも天然のクラックによる虹と、黒い塵のようなインクルージョンが見られます。
通常使用する範囲で割れ・欠けに繋がることはありませんが、石の性質上、衝撃にはご注意ください。




| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
クリソプレーズと金色ネギ 22:14

母岩付クリソプレーズ、またはバイカラークリソプレーズと呼ばれる緑と茶色の石。
黄味を帯びた緑のカルセドニーと、チョコレートのような赤茶の鉄鉱石の混じったペアドロップを使い
ボリュームのあるアシンメトリーピアスを作りました。

クリソプレーズはカルセドニーのうち、ニッケルの混入により緑色に発色したものを指します。
クリソプレーズという名前は、ギリシア語の「chrysos(金色)」と「prason(西洋ネギ…ニラ? ニラネギ?)」から来ているそうなのですが、ネギはまだ分かるとして、金色とは何か? この由来を初めて聞く時に抱かれることの多い疑問です。
更に言えばこの「金色ネギ(ニラ?)」は、そもそもペリドットを指していたとか。(名前が混同されたり入れ替わるのはよくある話ですね)

ペリドットとクリソプレーズ、どちらも明るい緑色の石。
明るく輝く、黄みを帯びた緑色が金をイメージさせ、金の中から生まれた石と言われていた為だという話もあります。
ペリドットは輝きが強く、夜の僅かな明かりでもよく光ることから「イブニング・エメラルド」の愛称もあった石ですから、「金色ネギ(ニラ?)=ペリドット」とするなら、金色という表現にも頷けます。

鮮やかなアップルグリーンが特徴のクリソプレーズですが、紫外線に当たりすぎると輝く緑も退色してしまうため、保管の際には注意が必要です。
今回使用した粒は落ち着いた柔らかな緑色のものですが、ひょっとすると元は濃く鮮やかな色だったのかも?




| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
カラフルトルマリンのピアス 14:35
 
ポップカラーのキャンディのような、色とりどりのトルマリン。
トルマリンは非常にカラーバリエーションが多く、ひと粒ひと粒で微妙に色合いが異なります。
天然の傷やインクルージョンの多さが悩みどころのトルマリン。
こちらのペアシェイプカットは、海外から入荷したばかりのロットの中から
特に美しいものを選びました。
カラフルなドロップが光を受けてキラキラと輝きます。

トルマリンと一口に言っても色や種類など様々ですが、
ブラックカラー以外のトルマリンには、紫外線によって退色する性質があります。
太陽光に長時間あたらないよう、保管場所にはご注意ください。



| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
ケシと呼ばれる真珠 12:24

花弁のような淡水ケシパールと、鑢で削ったようなテクスチャ入りのシルバーパーツを重ねたピアス。
刻まれた銀のざらっとした質感と、ケシの歪な光沢が味です。
 
ケシパールとは、芥子粒のように小さな真珠のこと。ケシ真珠、ケシ珠とも呼ばれます。
もとはシードパールと呼ばれる1mm前後の真珠のことを指し、
アンティークジュエリーの素材として、中世ヨーロッパではダイヤモンドよりも珍重されていたとか。
現在では大きさにかかわらず、核のない真珠の総称としても用いられているため、
単純に「ケシ」といっただけでも、シードパール、または天然の無核真珠、
はたまた淡水無核真珠まで含む場合など様々です。
 
余談ですが…
炭酸カルシウムを主成分とする真珠は、古くから薬として世界中で用いられてきました。
前述のシードパールも日本では粉に挽いて薬にし、様々な病気の治療に使われていたそうです。


| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
ジューシーオレンジの房ピアス 23:29

オレンジの房をそっと割ったときの、みずみずしいひと粒ひと粒を想わせるような、可愛らしいピアスができました。
 
カーネリアンは、とても小さな石英の粒が集まってできたカルセドニーのうち、オレンジ〜赤色をしたもの。
ところどころ濃い色の模様が入っていますが、これがはっきりとした縞模様になるとカーネリアンオニキス。模様がなく、茶色っぽければサード。サードに縞模様が入ればサードオニキス…というように、色や模様によって呼び名が変わります。
 
カーネリアンの語源はラテン語で「肉」を意味する「carnis」、もしくは「新鮮」を意味する「carneolus」との説も。
色の特に濃く赤いものは前者、甘そうなオレンジ色なら後者? どちらも納得の由来です。


JUGEMテーマ:ハンドメイドアクセサリー
| 新作 | comments(0) | - | posted by Yati
| 1/6 | >>